芸能ニューススクラップ帳

　覚せい剤取締法違反（所持、使用）の罪で起訴された元女優、酒井法子被告（３８）の初公判が２６日、東京地裁で行われ、２０席分の一般傍聴席を求めて、朝から激しい雨が降りしきる中でも徹夜組を含めて計６６１５人が殺到。競争率は過去最高の３３０．７５倍に達し、“超プレミアチケット”と化した。

　整理券が配布された東京・日比谷公園では、前日２５日午後１１時過ぎから一番乗りの男性が徹夜で並んだ。午前９時から配布が始まり、締め切りの午前１１時直前には３００メートル近い長蛇の列ができていた。

　一番乗りで前夜から並んだのは東京・板橋区のフリーター、金谷勇造さん（３９）で「酒井さんとは同じ年の生まれ。罪を認めるか認めないか、じっくり見たいと思い、事前に裁判の仕組みも勉強した」と熱心で、「いけないことをしたと素直に認めてほしい」と訴えた。

　被告と中学校の同級生だったという福岡県の男性会社員（３８）は“狭き門”をくぐり抜けて当選。「有給休暇を取って、きのう福岡から来ました。面識はなかったけど、やっぱり気になるので…。（裁判を見て）泣いていてかわいそうでした。『私が主人を止めるべきでした』っていう言葉が印象的で…。早く立ち直ってほしいですね」と話した。


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